IHRP 全国高校生異分野融合型研究プログラム

団体概要

IHRPという団体についてご紹介します。

IHRPとは

IHRP (Interdisciplinary Highschool Research Program) は、世界各地で活動する大学生が高校生の異分野融合の研究を支援する、特定非営利活動法人です。「社会課題解決のための研究」「異分野融合」「多様な高校生にチャンスを」をコンセプトに、高校生同士、高校生と研究者・企業の間の“新結合“をもって社会問題へ斬新な解決策を創造することを目標に、本プログラムの運営を行なっています。

事業目的
社会課題解決のための研究

高校生に通常高校では触れることのほぼない「研究」という手法で社会に向き合うプログラムを用意し、実際に社会問題の解決の糸口を自分の目線で考える機会や研究を通じて実際に社会に与えられる影響を実感する機会を提供します。

また、高校生の視点や発想を活かし、その声を社会に発信することを目指します。高校生の柔軟な視点や発想力は、既存の知の枠組みや役割分担を超えたイノベーションを生み出し、ときに社会の変革への起爆剤になり得ると考えます。そのため高校生の探求過程を発信することで社会にもインパクトを与えることができます。

異分野融合

現在、世界は多くの事象が複雑に絡み合った様々な社会問題に直面しています。それらの課題を包括的に解決するためには、異分野の視点や知見を融合した画期的なアイデアが必要です。
私たちIHRP は、次世代を担う高校生に、柔軟な発想を生かして分野横断型の研究を行い、課題解決への一歩を踏み出してほしいと考えています。

私たちが考える「異分野融合」とは、以上の公式で表すことができると考えます。
深堀りされている各々の分野での知見を参加学生の柔軟な考えと組み合わせながら、議論の方向性を示す議題に沿って解決策を考え、安心で自由な議論の場で全員が意見を伝え合うことで初めて、質の高い異分野融合研究が実現すると考えています。

多様な高校生に
チャンスを

多様な高校生への学びの機会の提供を目指します。現在高校生向けの課外活動は都市部に集中しており、地方格差が存在しています。この機会の差への疑問は、IHRPの発足理由のひとつでもあります。

IHRPではポテンシャルに重点をおいた選考や、地方の高校生への交通費の補助、また提携研究室を全国に準備するなどして、地域格差の是正にも貢献します。最終的には普段は出会うことのない異分野、異地域の高校生が一丸となって共通の目標に向かって研究活動を行い、実際に社会に提案を行います。

運営チーム

IHRPは世界各地であらゆる分野を勉強している大学生によって運営されています。「高校生の時こんなプログラムが欲しかった」という思いから成る原動力とバックグラウンドの多様性を活かして毎年新しいプログラムを企画、運営しています。  運営メンバー紹介

基本情報
正式名称特定非営利活動法人 IHRP
名称Interdisciplinary High school Research Program – 異分野融合型高校生研究プログラム
設立年度2020年4月1日(2021年9月に法人格取得)
所在地東京都江東区毛利1丁目8番1ー1511号
職員数18名