IHRP 全国高校生異分野融合型研究プログラム

吉谷純一(よしたにじゅんいち)/ 信州大学 工学部 水環境・土木工学科

河川工学、水文・水資源、防災

コメント・意気込み: 2019年10月の台風19号など、全国的に水害への認識を改める局面に差し掛かっている。私の住む長野市では、独自の避難計画の存在にも拘わらず、逃げ遅れによる被害がでた。原因を調査した結果、「堤防決壊」という予想だにしないシナリオが適切な避難行動を妨害していたことが推測された。「逃げ遅れゼロ」に繋げるためには、行政だけでなく私たち一人一人ができることをすべて行う必要がある。高校生たちの後押しを通じて、防災技術の限界などの正しい知識を普及していきたい。

紹介文専門は土木工学です。カリフォルニア水政策分析を行ってきましたが、令和元年台風19号千曲川災害以降は、治水に関する、助言、一般向け啓蒙活動、千曲川研究、実務を教材とする教育を主に活動しています。