開催概要
未来の担い手である高校生たちが、「型にはまらない」発想を活かし、一人ひとりが感じる社会・ 環境課題に対して、様々な研究分野の視点から取り組んでいくプログラムです。研究経験の有無 を問わずそれぞれのスタート地点から新たな問いを立て、6カ月間学術的な手法を用いて研究し ます。社会・環境課題に対峙し、「未来を変える」一歩を参加者、運営ともに踏み出していきます。
目的・狙い
昨今の社会、環境の課題を解決するには、1人や1つの分野にとどまらず、「異分野融合」の視点で共に取り組むことが重要です。
IHRP2024では、探究心豊かな多様な高校生が問題を発見し、研究計画を立て、学術的手法を用いて研究に挑戦できる環境を提供します。さらには個々のテーマがどのように社会で実践・応用に役立てられているかを考察の視野に入れ、プログラム終了後も持続的に社会、環境、学術界、地域などに影響を与える力を身につけることを目指します。日本の先端研究室や企業と協力し、全国各地の意欲的な高校生が共に研究を行い、社会や環境の問題に取り組むことは、社会変革の重要な契機であると考えています。
テーマ
「巡り、繋がる、地球のいろ。」
私たちが暮らしている地球では、さまざまな仕組みが複雑に絡み合っています。
物質の循環や人の移動、お金の循環だけでなく、自然に存在しているもの、人間が構築してきた想像のもとで成り立つものが、互いに影響しあうことで社会を支えています。
IHRPは、現在存在している課題を改善し、今後も地球環境や社会を持続していくためには、これらの「巡り、繋がり」を見つめ直していく必要があると考えています。
2024年、IHRPでは、巡り、繋がる、地球に関連する研究を募集します。
あなた特有の「いろ」をもった研究アイデアを聞かせてください。
「いろ」の解釈は自由です。研究対象自体の色でもいいですし、その研究の意義に関連する色でも構いません。
今すぐ行動せよという注意を表す黄色、まだ未熟な分野を表す青色、何色にも染まらない黒色。
さあ、研究のキャンバスはまだ真っ白です。あなたの研究は、何色ですか?
※2024年8月27日時点
協賛
ブロンズスポンサー
その他協賛企業さま
協力
後援
※2024年8月26日時点
※敬称略、五十音順、括弧内は所属
有賀健高(埼玉大学 大学院 人文社会科学研究科)
江守正多(東京大学 未来ビジョン研究センター)
小森大輔(東北大学 グリーン未来創造機構)
小峯秀雄(早稲田大学 理工学術院 創造理工学部)
佐藤久(北海道大学 大学院 工学研究院 環境工学部門)
谷篤史(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科)
廣畑幹人(大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻 社会基盤工学部門)
福谷陽(関東学院大学 理工学部)
水原詞治(龍谷大学 先端理工学部)
三和裕美子(明治大学 商学部)
森朋子(東京都市大学 環境学部 環境経営システム学科 准教授)
八重樫咲子(山梨大学 大学院 総合研究部 工学域土木環境工学系)
吉谷純一 (信州大学)
吉岡真弓 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所)
渡部春奈 (国立研究開発法人 国立環境研究所)